2023年4月14日金曜日

西脇多可事務組合/新ごみ処理施設DB+O、エスエヌ環境テクノロジーJVに

 西脇多可行政事務組合(兵庫県西脇市)は、「(仮称)西脇多可新ごみ処理施設建設工事」の公募型プロポーザルで、エスエヌ環境テクノロジー・美樹工業JVを優先交渉権者に決めた。次点は三機工業・村本建設JVだった。事業方式は設計・施工を一括発注し、運営・維持管理を長期包括委託する「DB+O方式」。供用開始から25年が経過する「みどり園」(西脇市富吉南町262)に代わる新ごみ処理施設を、兵庫県多可町に整備する。2026年度の稼働開始を目指している。
 建設予定地は多可町役場から西約1・8キロに位置し、翠明湖の北端に接する谷あいの敷地1・9ヘクタール(多可町中区奥中・奥畑)。用途地域の指定はなく、建ぺい率60%、容積率200%。施設整備に先行して造成工事を別途実施する。
 新ごみ処理施設はエネルギー回収施設(可燃ごみ処理施設)とリサイクル施設で構成する。処理能力はそれぞれ日量52・6トン(ストーカ式、日量26・3トン×2炉)、日量7・5トン。
 このほか事務所と啓発施設を備えた管理棟を整備する。エネルギーの余熱利用は、回収率10%以上の温水利用とし、場内外で有効活用する。プラント排水も全量処理を行い再利用する。
 業務範囲は▽施設の設計・施工▽土木・各種設備・外構など付帯工事▽関係官公庁との各種手続き▽施設の試運転-など。
 工期は26年3月31日。
 竣工から3年間は、施設の維持管理をDB事業者に随意契約で委託する予定。



source https://www.decn.co.jp/?p=152018

0 comments :

コメントを投稿