サンデーフォークプロモーションなどエンターテインメント産業に関わる4社と愛知県の地元放送局5社で構成する合同会社「ポートベイス」は5日、名古屋市港区のみなとアクルス2期開発地に、ライブハウス型ホール「PORTBASE」を建設すると発表した。総事業費は約28億円。11月に着工、2025年3月のオープンを目指す。戸田建設の設計・施工。山下PMCがプロジェクトマネジメントを担当する。
施設の規模はS造2階建て延べ3838m2。座席使用時は1082人、スタンディング時は2280人を収容する東海地区で最大規模のライブハウス型ホール。演劇使用も想定した機構を備え、ミュージカルなど舞台芸術にも対応する。振動や騒音など周辺環境にも十分に配慮した施設で今後、実施設計を進める。建設地は東邦ガスらが開発しているみなとアクルス(港区金川町101の1)内。
戸田建設の岩岸宏次建築設計統括部アーキテクトは「施設の外観、シルエットは船をモチーフにした。施設前面は運河までつながる広場とした」とコンセプトを説明。山下PMCの丸山優子社長は「品質、コスト、工期を守るよう発注者の立場で取り組む」と強調した。
サンデーフォークプロモーションの伊神悟社長は「コロナ禍で計画が遅れたがその間、エンターテインメントの素晴らしさを改めて確認できた。音楽ライブや2.5次元ミュージカルなどリアルなエンターテインメントの発信基地にしたい」とプロジェクトに期待を寄せた。
source https://www.decn.co.jp/
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