2023年4月4日火曜日

記者手帖/年齢を感じる2、3のこと

札幌も雪解けが進み、冬季は休んでいる自転車通勤を先々週から再開した。通常40~45分の通勤だが、40歳を過ぎた頃から休業明け1週間ほどは10分程度余計に時間がかかる。40代も半ばを過ぎた今は、再開から10日過ぎても1時間弱の通勤時間が短縮されない。おまけに少し風が強いと「今日はどうしようか」と迷い、「SDGs、SDGs」と奮い立たせながら自転車を走らせている◆幼少期からスポーツをやっていたこともあり、若い頃から取材の際は文字通り走り回っていた。庁舎などでも10階程度なら迷わず階段を駆け上っていたが、今は5~6階でも6割、いや7割はエレベーターの列に並んでいる◆今年は統一地方選の年。道内でも北海道を含む48自治体で首長選があるが、知事をはじめ年下の候補者が増えている。少し前は小中学校時代の先生が立候補していた出身市の議員選も、同級生や後輩が名を連ねる◆そんな中、「24年ぶり選挙戦」との見出しを目にし、新聞記事を読むと立候補者の一人に自分と同じ名字が。写真を見ると、幼い頃に遊んでいた四つ下のいとこだった。年齢など気にしていないつもりだが、年齢を感じる出来事が増えている。(ほ)


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