2023年5月17日水曜日

施工管理技士/22年度は1級2・4万人、2級3・3万人誕生

建設業法に基づく施工管理技術検定で2022年度に誕生した技士は1級で2万4457人(前年度比10・2%減)、2級で3万3121人(9・5%減)だった。第1次検定に合格し「技士補」の資格を取得したのは1級で5万3560人(9・1%増)、2級で7万1829人(9・1%減)。1級の第1次検定だけが受験者数、合格者数ともに前年度実績を上回る結果となった。
技術検定は監理技術者や主任技術者になれる国家資格「施工管理技士」を取得するための試験。
受験者数は1級の第1次検定が11万2598人(8・0%増)、第2次検定が5万9734人(1・2%減)。2級の第1次検定は13万1805人(3・9%減)、第2次検定が6万6027人(7・0%減)だった。
21年度から2級の第2次検定合格者は実務経験年数に関係なく1級の第1次検定を受検可能となった。1級の第1次検定だけを受験したのは1万0997人(16・9%増)で、受験者数の増加要因となっている。
1級、2級ともに女性の受験者は増加傾向にある。全試験で合格者の女性比率が過去最高を更新。1級の第2次検定を除いた試験で女性の合格者数も過去最多となった。第1次検定受験者の女性比率は1級が5・2%(0・5ポイント増)、2級が10・8%(1・1ポイント増)。第2次検定合格者の女性比率は1級が6・6%(0・3ポイント増)、2級が11・3%(2・1ポイント増)だった。
24年度からは技術検定の受験資格を見直し、第1次検定は学歴差を撤廃し門戸を広げる。1級の第1次検定は例外なく19歳以上で受験可能となり、受験者数はさらに増えるのではないかとみられている。



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