2023年5月18日木曜日

秋田県/新県立体育館整備(秋田市)財源・規模両立案提示、建設費170億円に

 秋田県は八橋運動公園(秋田市)を有力候補に検討している「新県立体育館整備」の計画について、施設規模と財源を両立した案を17日に開いた基本計画検討委員会(第3回)に提示した。延べ床面積を1・7万平方メートル程度(アリーナ席数6000人以上)に抑えることで、建設費は170億円と規模重視案(整備費200億円)に比べ30億円削減できる。
 財源は県の自己負担と総務省の普通交付税(公共事業等債)、国土交通省の社会資本整備総合交付金で検討している。国の社会資本整備総合交付金を活用し、交付金を除いた県の負担額は96億円(うち公適債対象66億円)と想定している。新県立体育館はプロバスケットボールの施設基準を満たしたアリーナ、体育館、スポーツ医療・科学拠点などで構成する。
 体育館の建設場所は、既存運動施設の移転が生じず、想定規模の用地が確保できることから、現体育館北東の丘周辺を検討している。
 会合ではスイート・ラウンジなど新機能や駐車場なの建設場所についても議論した。現体育館やスポーツ科学センター、気象台の跡地を活用して整備する。



source https://www.decn.co.jp/?p=152952

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