2023年5月18日木曜日

下北医療センター/むつ総合病院新病棟建設(青森県むつ市)、10月に1期工事公告

 本州最北端の下北半島に位置する青森県むつ市で、大規模病院の建設がスタートする。5市町村(むつ市、大間町、東通村、風間浦村、佐井村)で構成する一部事務組合下北医療センター(管理者・山本知也むつ市長)はむつ総合病院の敷地北西側に延べ約2万3000平方メートル、病床数計330床の病棟を新築する計画で、1期工事の一般競争入札(総合評価方式)を第3四半期に公告予定。年内に契約し、2024年1月の準備工、同4月の本工事着手を目指している。工期は約50カ月。
 実施設計を6月に終え、同月以降に工事概要などを公表する。基本・実施設計は内藤建築事務所が担当。
 建設地はむつ市金谷1、小川町1(面積4万8017平方メートル)。新病棟(S造地下1階地上6階建て〈免震構造〉)新築、東西診療棟(RC造地下1階地上4階建て)改修の建築一式。工事の総延べ面積は約2万6500平方メートル程度に上る。基本設計によると、新病棟は1階に集中治療室(ICU)、手術室を集約する超急性期、2階に地域包括ケアやリハビリテーション施設を設ける回復期治療の各機能を配置。3~4階を一般病棟、5階は産婦人科、小児科、女性専用病棟フロアに位置付ける。
 新病棟のほか、渡り廊下A(S造2階建て延べ496平方メートル)、同B(同平屋233平方メートル)、マニホールド室(RC造平屋77平方メートル)、ポンプ室(同平屋48平方メートル)など総延べ2万3219平方メートルなども配置する。
 新病棟建設運営支援業務は病院システムが担当。



source https://www.decn.co.jp/?p=152917

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