静岡県裾野市は、JR御殿場線岩波駅周辺のまちづくりの一環として、駅前拠点施設整備に関する対話型市場調査を実施する。歩行空間と交流・にぎわい施設の拡充、交通結節点機能の改善を目的とした調査で、7月21日まで参加申し込みを受け付ける。同24、25日に対話を実施し、9月ごろに結果を公表する。
市は、トヨタ自動車らが計画する近未来都市「ウーブン・シティ」の整備が進む中、市北部地域の交通結節点や交流拠点の整備を決定。岩波駅周辺のまちづくりの具体化やにぎわい創出のための取り組みを進めている。
同駅は、周辺企業に向かう企業バスの発着所があり、朝夕は通勤・通学者で混雑する。しかし、駅前ロータリーや駐車場がないため人と車の動線が混在し、歩行者が車道を歩かざるを得ない状況にある。このため、駅前ロータリーなどの公共機能に併せ、民間活力を活用し駅前拠点誘導施設(モビリティーハブ施設、にぎわい拠点施設)などを整備し魅力ある駅前空間を形成する。
対象地は、岩波駅周辺・交通結節点エリアの約1ヘクタール。調査では、▽岩波周辺地区の市場性▽岩波駅周辺の課題解決のためのアイデア▽にぎわい創出のアイデア▽事業スキーム(事業手法、事業期間、想定事業費、官民の役割分担など)▽事業化に向けた行政への要望、課題-などについて民間の意見を聞く。提案は、導入可能な機能など一部の項目だけでもよい。
対話型市場調査の申し込み、問い合わせ先は建設部駅周辺整備課(電話055・994・9010)。
source https://www.decn.co.jp/?p=152771
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