山口県宇部市／恩田スポーツパークDBO／ミズノグループに

山口県宇部市は、DBO（設計・建設・運営）方式で取り組む「恩田スポーツパーク整備・管理運営事業」の委託先を決める公募型プロポーザルで、ミズノグループを優先交渉権者に選定した。グループの構成員は、近く行う仮契約締結後に公表する。市の費用負担の上限額（税込み、以下同）は、設計・整備など18億5100万円、スポーツ施設の指定管理6億7200万円、都市公園の指定管理1億0027万3000円、合計26億2327万3000円。
市では2019年11月に、恩田運動公園（恩田町4）に新たな魅力とにぎわいを創出するため、恩田スポーツパーク構想を策定した。多機能で複合型の施設を整備し、トップレベルのスポーツイベントに触れる機会を創出する。交流人口の拡大を図り、経済効果や地域活性化につなげることを掲げている。バリアフリーのスポーツパークとして整備し、「スポーツを楽しむ元気なひとの元気なまち・宇部市」を目指す。
事業コンセプトは「スポーツからストリートカルチャーまで」。スポーツパーク全体の再整備と運営などを一体で行うとともに、可能な限り民間投資による新たな機能を導入。施設全体の魅力向上と費用縮減を図る。
事業範囲は、新設する▽屋根付きグラウンド▽都市型スポーツ広場▽にぎわい交流施設▽多目的グラウンド▽恩田運動公園野球場－の設計、工事監理、建設、維持管理・運営。
既存の▽俵田翁記念体育館▽恩田運動公園陸上競技場－の改修、維持管理・運営。
事業スケジュールは、6月～12月解体、6月～25年4月設計・建設、同4月新設エリア供用開始、同4月から14年間新設エリアの維持管理・運営。民間収益施設（設置管理許可施設）の有効期間は39年3月までを予定。


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