山形県東根市は、国道48号沿いの大森山周辺に新設する「道の駅」の整備基本計画案をまとめた。計画地は中央東3(敷地面積1万7210平方メートル)。集客性があるJA産直施設に隣接する。駐車場やイベント広場、ヘリポートなどを整備し、2029年度の供用開始を目指す。事業手法は市が行う「単独型」とし、指定管理者制度を軸に維持・運営を検討していく。調査・設計、工事などを含めた総事業費約16億4800万円。30日まで意見募集を行い、9月までに基本計画を決定する。
安全で快適な道路交通環境の提供と地域振興を目的に道の駅を整備。計画地は集客力が高いJA産直施設「よってけポポラ」や周辺の公共施設と連携することで、仙台圏や周辺地域との広域的な交流促進を図る。整備に当たっては休憩(駐車場、休憩スペース、軽食・喫茶・テイクアウト)と情報発信(観光案内所、道路交通情報)、地域連携(物産品販売、体験・運動・交流、イベント)、防災(ヘリポート、ゲートウエー)の各機能を設ける。170台の駐車スペースや建物(トイレ・センター棟)に延べ815平方メートル、イベント広場に3040平方メートルを充てる。敷地内にはパーク&バスライドとして、バス停の整備を前提に関係機関と協議する。
民間事業者の活力を最大限に生かせる維持管理・運営方法についても検討。DBO(設計・建設・運営)方式やPFI方式などを比較検討した結果、民間のノウハウを生かした効率的な運営が期待できる「指定管理者制度」を軸に進めていく。
基本計画を策定後、23年度に現況測量を発注する。24年度に基本設計、26年度に用地買収に入る。27年度から駐車場、建築工事に着手する。
整備基本計画業務は復建技術コンサルタントが担当した。
source https://www.decn.co.jp/?p=152644
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