上場ゼネコン大手4社の18年3月期連結決算が15日に出そろった。安定した受注環境で公共工事、民間工事とも堅調に推移。前期に引き続き、工事の採算性を示す完成工事総利益(粗利益)率は全社が2桁を維持した。
大林組は営業利益と経常利益、大成建設と鹿島は営業利益、経常利益、純利益で過去最高を更新。鹿島は単体の純利益が1003億円となり初めて4桁に乗った。
売上高は大林組が北米子会社の売り上げ増を追い風に1・5%増の1兆9006億円と、2兆円台に迫った。鹿島と大成建設も増加。完成工事高が減少した清水建設は前期を下回った。
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