2018年5月14日月曜日

【サークル】東京電業協会 野球大会


 ◇熱戦とともに伝統を刻む◇

 東京電業協会(東電協、江川健太郎会長)が主催する野球大会が初めて開かれたのは、今から63年前の1955年。76年までは、春と秋の年2回開かれ、それ以降は年1回行われている。

 試合はトーナメント方式で、同協会の会員企業が、毎回30チーム以上参加しており、そこからいくつものドラマが生まれてきた。

 今年もゴールデンウイーク期間中の4月30日~5月2日の3日間にわたって、68回目となる大会が東京都新宿区の明治神宮外苑軟式野球場で開催された。例年同様、熱戦が繰り広げられ、日本電設工業が優勝の栄冠を手にした。

 江川会長は、今後の大会について「各チームの皆さんが仕事とともに、さらにチームの総合力を高め、活躍してほしい」と話す。

 これまで使用してきた神宮外苑の野球場は、2020年東京五輪の開催を理由に来年、再来年、一時利用が中止となる。そのため協会では、場所や日時を変更しての大会開催を検討し始めている。会員企業にアンケートを実施し、次の大会をどのようなものにするか模索している。伝統ある大会だけに今後も一層、盛り上がる大会運営が期待されている。

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