2018年5月22日火曜日

【実施段階環境アセス書案作成、年内着工へ】馬事公苑仮設施設整備、スタンド4棟や照明塔設置

仮設スタンドを配置した馬事公苑・馬術競技会場のイメージ
(実施段階環境影響評価書案より)
東京都は、2020年東京五輪の馬術会場となる馬事公苑(世田谷区上用賀1、2)の仮設施設整備について、環境影響評価(環境アセス)書案をまとめた。日本中央競馬会(JRA)が再整備中の馬事公苑に、仮設観客席のスタンド4棟と照明塔などを設置する。年内に着工し、20年4月までの設置完了を目指す。仮設施設は五輪後、21年2月までに解体する。

 馬事公苑のメインアリーナを囲む形で、仮設観客席となる▽東棟(2階建て延べ7410平方メートル、高さ22メートル)▽西棟(2階建て延べ7580平方メートル、高さ22メートル)▽南棟(1階建て650平方メートル、高さ5・3メートル)▽北棟(1階建て560平方メートル、高さ5・3メートル)-を設ける。

改修後の施設配置図
(実施段階環境影響評価書案より)
仮設施設の工事発注は東京オリンピック・パラリンピック競技大会組織委員会が担当する。五輪のテストイベント前に基礎工事、鉄骨工事の一部を進める。大半のスタンドはテストイベント後に構築する。

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