国際港の完成イメージ(提供:JICA) |
同事業は増大する貨物需要や船舶の大型化に対応するため、国際大水深港や周辺基礎インフラを一体的に整備する。実施機関は同国交通運輸省。延長750mのコンテナバースを整備するための港湾用地の埋め立てなどが完了した。総面積は75万m2。既存航路の浚渫や防波堤の築造なども進み、アクセス道路も整備中だ。
整備には本邦技術活用条件(STEP)を活用。日本のゼネコンや建設コンサルタントらが事業に関わっている。桟橋建設やターミナル運営などは日本・ベトナム・台湾の合弁企業が担う予定。日越両政府にとって円借款を活用した初のPPP事業となる。総事業費は約1476億円(港湾約902億円、道路・橋梁約574億円)。
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