2018年5月2日水曜日

【既存庁舎を減築改修】千葉県白井市の新庁舎が完成

千葉県白井市は4月30日に全庁開庁記念式典を開いた。新庁舎整備は設計・監理をINA新建築研究所が担当し、大成建設が施工した。

 工事では新築棟の建設に加え、国内でも前例が少ない既存庁舎の減築改修も実施した。整備手法には実施設計段階から施工予定者の技術提案を反映させるECI方式を採用した。

 式典で伊澤史夫市長は「庁舎周辺には病院や消防署などもあり、コンパクトな街づくりと災害拠点施設の集約化が達成できた。全庁開庁を機に、効率的な市政運営と市民サービスを行っていきたい」とあいさつ。その後、INA新建築研究所の宮下仁常務と、大成建設千葉支店の白川賢志支店長に感謝状を贈呈。関係者によるテープカットも行った。

 建設地は復1123(敷地面積2万5210平方メートル)。建物規模は新築棟RC一部S造4階建て延べ4665平方メートル、減築改修棟SRC一部S造地下1階地上4階建て延べ5859平方メートル。

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