2018年5月7日月曜日

【回転窓】働き方のパラダイムシフト

大型連休で心身共にリフレッシュしたのもつかの間、朝の通勤ラッシュで心身共に疲れ果て、職場に着いた頃にはぐったりという方も多いのでは。休暇を取るのはもちろん大事だが、日々の働き方を改善するのも生産性向上には不可欠と、改めて実感した▼自宅など職場以外で働く「テレワーク」。国は2020年東京五輪の開催期間中、交通網の混雑を回避する切り札に位置付ける。五輪開幕日の7月24日を「テレワーク・デー」と名付け、今年もイベントやPR活動が展開される▼モバイル機器の発達など、関連技術の進化がテレワークの普及を後押しする。勤務先に出社しなくても同程度かそれ以上の労働環境が確保できるようになりつつある▼今が商機と見定めた企業の中には、電話ボックス型の簡易なオフィス空間を提供するサービスやカラオケルームをビジネス用に提供するプランを出すところも。デベロッパーもシェアオフィス事業に乗りだす会社が出始め、多様化するニーズへの対応にしのぎを削る▼深刻な人手不足を背景に採用戦線は超売り手市場が続く。働き方のパラダイムシフトはこれからが本番だろう。

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