2018年5月23日水曜日

【施工は東鉄工業】Jヴィレッジ駅(福島県楢葉町・広野町)が着工

Jヴィレッジ駅周辺の整備イメージ
(提供:JR東日本水戸支社)
JR東日本は22日、サッカー練習場などが集積する「Jヴィレッジ」(福島県楢葉町、広野町)の隣接地に計画しているJR常磐線新駅「Jヴィレッジ駅(仮称)」の建設工事に着手した。設計は土木部分がJR東日本コンサルタンツ、建築部分は未定。施工は東鉄工業が担当する。19年4月の供用開始を目指す。

 新駅は常磐線広野駅と木戸駅の間(木戸駅から東京方向に約1.9km地点)に整備する計画で、イベント開催時に停車する臨時駅になる。2面2線の乗降場、バリアフリー設備としてエレベーターも設ける。ホームは特急も停車可能な10両分の長さがあり、車いすでもスロープとエレベーターで円滑に乗降できる。

 整備事業費は約15億円。福島県沿岸部の8町村と県、JR東日本が3分の1ずつ負担する。

 同日に現地で行われた起工式には輿石逸樹執行役員水戸支社長、東鉄工業の柳下尚道社長、地元関係者らが参加し、工事の安全を祈願した。

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