栃木県が宇都宮市で計画している「新体育館・屋内水泳場(仮称)」の起工式が、16日に現地で開かれ、工事が本格的にスタートした。
PFIを導入し、日立キャピタルらの14社コンソーシアムが競技施設を整備・運営する。設計は梓設計・大成建設・安藤設計JV、施工を大成建設・中村土建・渡辺建設JVが担当。21年3月に完成し、22年国体などに利用される予定だ。
BTO(建設・移管・運営)方式のPFIを適用し、特別目的会社(SPC)・グリーナとちぎが整備と運営を担う。工事監理は梓設計・安藤設計JV。物品調達をブレイン、コクヨ北関東販売、大谷石産業、運営はミズノ、日本水泳振興会、ベルモール、維持管理をハリマビステム、環境整備が担当する。運営・維持管理期間は21年2月~36年3月。
計画地は総合スポーツゾーン東エリア(今宮4の297の1ほか)で、敷地面積は6万6152平方メートル。建物規模はRC・S造4階建て延べ3万8700平方メートル。メインアリーナ(約5000席)や、サブアリーナ(約300席)、50メートルプール、飛び込み兼用25メートルプールなどを設ける。宇都宮市の観光名所である大谷石採掘場をイメージしたデザインを採用している。
0 comments :
コメントを投稿