日本の土木の大切さや魅力を伝えるために土木技術者2人で結成したボランティア団体「噂の土木応援チームデミーとマツ」は12日、福岡県嘉麻市のコマツIoTセンタ北九州でワクワク・土木土木(ドキドキ)・驚き土木体験イベント「親子で世界最先端の建機を体験せよ!」を開いた。
地元の小中学生の親子約40人が参加し、ロボット化、ICT(情報通信技術)化が進む世界最先端の建設機械に試乗体験した。
今回のイベントは、コマツカスタマーサポートの協力の下、学校では学べない土木体験イベントを通して多くの子どもたちに土木の役割、大切さや魅力を伝えるために開催。参加した児童たちは、普段触れる事のない建設現場や災害現場の最前線で活躍する建設機械への理解を深めていた。
主催者の長崎大学大学院工学研究科の出水享工学博士は「建設機械がないと土木工事や災害復旧ができないという事を知ってもらいたい」、共同技術コンサルタントの松永昭吾福岡支店長は「今日の体験で一人でも土木に興味を持って帰ってほしい」とあいさつ。
参加した児童からは「世界で活躍する重機に乗れて楽しかった」「将来はこんな大きなものを動かす仕事をしてみたい」、保護者からは「建設業を体験する機会を増やしてほしい。子どもにとって貴重な経験になる」「子どもの将来にいい影響を与えることができた」といった声が聞かれた。
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