2018年5月29日火曜日

【生息地の環境再現、20年3月完成めざす】上野動物園に新パンダ舎整備へ

 東京都建設局は、台東区にある恩賜上野動物園に「パンダのふるさとゾーン」を整備する。

 園内で飼育しているジャイアントパンダ、レッサーパンダの生息地に近い環境を充実させるとともに、来園者にも配慮した施設を整える。総工費は約22億円を想定。20年3月ごろの完成を目標に、施工スケジュールなどの調整に入る。

 上野動物園東園にある現在のパンダ舎を、西園の旧こども動物園跡地に移転する形で整備する。約6800m2の敷地にRC造平屋のパンダ舎(建築面積1017m2)とレッサーパンダ舎(同26m2)、鉄製の鳥舎などを配置する計画だ。来園者のための園路や滞留スペース、トイレなども設ける。

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