日本企業の持つさまざまなワイヤレス技術を、ベトナムの通信、リモートセンシング、航空、気象などに取り入れようとする動きが始まっている。
航空分野では、日本無線が南部キエンザン省のフーコック空港にレーダーシステム(MLAT)を提供することが決まった。
同社はこのほど、ベトナム航空管制機関と事業実施に関する合意文書を交わした。日本側が約2億円を拠出し、2年間の予定でシステムの実証を行う。ベトナム初のMLAT導入事例となる。
日本政府はベトナム政府と情報通信分野で協力することで合意している。ベトナムのIT(情報技術)プロジェクトに日本企業などが投資し、開発が進むことが期待されている。
(セイ・ズン、5月4日)
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