東京都は、2020年東京五輪の競技会場外で試合をライブ中継する仮設会場(ライブサイト)の設置について、考え方をまとめた。都内では複数の都立公園や、JR品川駅~田町駅間に建設中の新駅近くなど計8カ所を候補地に絞り込んだ。今秋ごろ、都内と東日本大震災の被災地などにそれぞれ設置するライブサイトの基本計画を固める。
都内の候補地は▽代々木(渋谷区)▽日比谷(千代田区)▽井の頭恩賜(武蔵野市、三鷹市)▽上野恩賜(台東区)-の各都立公園と、池袋西口公園(豊島区)、品川新駅前用地(港区)、都庁都民広場(新宿区)、臨海部(青海地区など想定)の計8カ所。
中継映像はチケットを持たない人でも自由に観戦できる。スポーツ体験、文化発信などの拠点としても利用。都と東京オリンピック・パラリンピック競技大会組織委員会が共同で運営する。
ライブサイトは、11年の東日本大震災で被災した東北3県(岩手、宮城、福島)と、16年に熊本地震が起こった熊本県にも確保する。都内には、区市町村が運営するコミュニティーライブサイトも別途設置する方向だ。
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