2018年5月29日火曜日

【サッカースタジアム実現へ調査実施】鹿児島市、スタジアム立地調査業務を発注

鹿児島市は28日、「サッカー等スタジアム立地に係る調査業務委託」の制限付き一般競争入札を公告した。6月4日まで申請書を受け付け同13日午前10時に入札する。

 参加資格は市の入札参加資格があり、2008~17年度に地方自治体発注の収容人員1万人以上のスタジアムや同5000人以上のアリーナの整備に関する基本構想か基本計画の策定業務の元請完了実績があることなど。

 同業務では市が17年度に設置した有識者らのサッカー等スタジアム整備検討協議会の提言を踏まえ、都心部でスタジアムの整備が可能な候補地を複数選定し、候補地ごとの立地特性やアクセスなど必要な項目について評価・分析を行い、報告書としてまとめる。

 候補地選定に当たっての条件は公有地、民有地を問わず都心部にあり、観客を1万5000人以上収容できる規模のスタジアムを整備できること。調査項目は▽法令などの適合性▽立地の特性▽アクセスなど▽波及効果▽コスト▽複合的な用途との組み合わせ▽既存の土地利用計画など。業務の履行期限は11月30日。

 検討協議会の提言ではサッカーJリーグ3部(J3)に所属する鹿児島ユナイテッドFCのホームスタジアムとすることを想定し、都心部に新たなスタジアムの整備が必要と指摘。J1の施設基準を想定した場合、先行事例を参考にすると2・5ヘクタール以上の敷地面積が必要としていた。担当はスポーツ課。

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