西武ホールディングス(HD)は、プロ野球西武ライオンズの創設40周年記念事業として、西武鉄道が保有するメットライフドーム(埼玉県所沢市)で計画していた大規模改修工事に着手した。
22日に現地で起工式を開いた。設計は鹿島、施工は鹿島・西武建設JVが担当する。21年春の完成を目指す。
メットライフドームの所在地は上山口2135。現在の延べ床面積は4万2542平方メートル。改修工事ではドームエリアと、チームの育成施設を改修する。ドームエリアではバックネット裏に12球団最大級となる約430人収容のVIPラウンジを新設する。育成施設は、大型室内練習場やトレーニングルームを設けた選手寮を整備。第二球場でも観客席をバックネット裏に設置する。総事業費は約180億円を見込む。
式典では西武HDの後藤高志社長が鍬、鹿島の中村満義会長が鋤を入れ、工事の無事完了を祈願した。後藤社長は「改修によるお客さま満足度の向上と選手育成を最大の目標にしている」と語った。中村会長は「大変重要な記念すべき事業に携わることができ光栄だ」と述べた。
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