ゼネコンやセメントメーカーなどが二酸化炭素(CO2)を固定化し、コンクリート建造物の脱炭素化を進めようと本格的に動き出した。鹿島、デンカ、竹中工務店の3社を幹事会社とするコンソーシアムが14日にキックオフ会議を開催。汎用(はんよう)性が高い「カーボンネガティブ(排出量より吸収量が多い)コンクリート」の実現に向けた事業戦略ビジョンや、本年度の研究開発の実施計画などを議論した。コンクリートにCO2を固定化する独創的で革新的な技術開発を積極的に進める。 =3面に関連記事
「CO2を用いたコンクリート等製造技術開発」は、新エネルギー・産業技術総合開発機構(NEDO)のグリーンイノベーション基金事業の採択プロジェクト。コンソーシアムはプロジェクト始動に向けた検討と準備を進めてきた。カーボンネガティブコンクリートのCO2の排出量削減と固定量増大を図り、コスト低減を実現する製造システムの確立に取り組む。開発した技術に関する品質管理やCO2固定量評価手法も検討していく。
source https://www.decn.co.jp/?p=143682
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