九州地方整備局筑後川河川事務所と障害福祉サービス事業所のPICFA(ピクファ、佐賀県基山町)は、土木とアートのコラボ作品展を、福岡市博多区の福岡第二合同庁舎1階ロビーで開いている。地方整備局が合同庁舎でアート作品展を行うのは全国的にも珍しいという。会期は10日まで。
両者はこれまで女性土木技術者が作業着に付けるワッペン製作など土木とアートを結び付ける取り組みを行っている。今回の作品展は、PICFAのアーティスト10人の作品約25点を展示。一輪車(手押し車)や大きな三角コーンなど土木に関わる道具に描いた作品も並ぶ。このほかにこれまでの取り組みを紹介するパネルなどもある。
初日の6日は九州整備局の藤巻浩之局長が会場を訪れた。実際に会場で作品を制作するライブペイントを行い、PICFAのメンバーの笠原鉄平さんが工事現場などにある矢印板に犬を模した藤巻局長の似顔絵を、藤巻局長が背景に三角模様を描いて作品を完成させた=写真。
藤巻局長は「一人でも多くの人にアートを知ってもらうことが大事で、多くの人が出入りするこの場所は最適。土木とアートの組み合わせには可能性がある。今後も末永くやっていきたい」、PICFAの原田啓之施設長は「多くの人に私たちの存在を知ってもらい、人とつながることで今後さまざまな取り組みにつなげられれば」と話した。
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