公立大学法人大阪は大阪公立大学の都心キャンパスに位置付ける森之宮キャンパス(大阪市城東区森之宮2)1期施設の実施設計を進めている。20日に外観デザインを公表した。大阪城東部地区のまちの中核「知の森」を表現した。西側ファサードはランダムに配置したルーバーで変化のある外観デザインと、木漏れ日のような内部環境を生み出している。敷地面積は約1万9300平方メートルで、規模はS造13階建て延べ約7万7100平方メートル。実施設計・施工一括(DB)方式を採用し、整備事業は竹中工務店・安井建築設計事務所グループが担当する。
新キャンパスでは全新入生の基幹教育を行う。デザインは「成長が始まる場としての大地」をイメージし、「周辺の緑が映えるアースカラーの外皮」を使用する。
南、東、北各面のバルコニーは透けて見える「有孔折板で外皮を包み、動きのある壁面デザイン」を計画する。
エントランス・ピロティは「伸びやかで特徴的な形状の樹形柱」で支え、「学生たちを迎え入れる知の森のシンボル」とする。
1期施設には、全学基幹教育と文学部、医学部リハビリテーション学科、生活科学部食栄養学科、文学研究科、リハビリテーション学研究科、生活科学研究科生活科学専攻食栄養学コースを開設する。基本設計は日本設計。工期は2024年12月27日で、25年4月の開校を目指す。
source https://www.decn.co.jp/?p=143740
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