関東地方整備局日光砂防事務所は、地元高校生にインフラの重要性や建設業の魅力を伝える現場見学会を1日に栃木県日光市内で開いた。県立今市工業高校の3年生32人が参加。山間部の河川の床固め改築工事現場を訪れ、建設機械の操作やトータルステーション(TS)測量を体験し、建設の仕事の役割や面白さを知ってもらった。
冒頭、日光砂防事務所の一場敏副所長は「実際の砂防工事の現場を通じて、建設業への理解や興味、関心を深めてもらい、今後の将来を考える一助としていただければありがたい」とあいさつした。
見学会は現場周辺を見渡せる明智平展望台で事業概要の説明を受けた後、現場へ移動。班ごとに▽TSによる簡易測量▽25トンラフタークレーンの操作▽油圧式ブレーカーの振動▽0・8立方メートルバックホウの操作-を順に体験した。
高校生らが訪れたのは「R3大谷川上流第17床固改築工事」(施工者・那須土木)の現場。中禅寺湖から華厳の滝などを経て鬼怒川へ注ぐ大谷川に設置された大谷川上流床固め群のうち第17床固めを改築している。
source https://www.decn.co.jp/?p=143239
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