2022年6月28日火曜日

新潟市など/アウトドアラウンジやすらぎ堤オープン、河川敷でレストランなど

 北陸地方整備局と新潟市が管理する信濃川河川敷のやすらぎ堤で水辺を生かしたにぎわいづくり行事を展開する官民連携組織「ミズベリングやすらぎ堤研究会」と、アウトドア製品メーカーのスノーピークがマネジメント事業を担う「アウトドアラウンジやすらぎ堤」が25日にオープンした。
 9月25日までの3カ月間、万代橋~八千代橋間約600メートル区間の右岸と左岸の河川敷で9者がレストランやオープンカフェ、売店、ヨガ教室などを展開する。
 オープニングセレモニーで中原八一新潟市長は「新潟市のにぎわいづくりにつながるイベントして定着してきた。来場者の皆さんにやすらぎ堤を十分楽しんでいただきたい」とあいさつ。
 高井文寛スノーピーク副社長は「新潟が誇る信濃川の河川敷を使って人と人とのつながりを演出できればうれしい。イベントを通じて新潟市の魅力向上に役立ちたい」と語った。
 河川管理者を代表して出席した北陸整備局信濃川下流河川事務所の小川純子所長は、緩傾斜で安全に水辺に近づくことができるやすらぎ堤の整備はまだ途上でありさらに上流まで続いていくことを説明した上で、「皆さんに愛されるやすらぎ堤を目指して整備を進めたい」と述べた。
 出展9者の代表による各店舗の特徴説明の後、中原市長と高井副社長がオープンを記念してたき火に点火した。
 占用主体の新潟市が認めれば民間事業者が店舗営業やイベントの開催が可能な「都市・地域再生等利用区域」にやすらぎ堤の右岸と左岸の約600メートル区間が指定されたのが2016年2月。以来、6年以上が経過し、イベント空間としての認知度が高まっている。
 「ミズベリングやすらぎ堤研究会」の取り組みは、地域の川を生かしたにぎわいづくりの優れた例として、19年12月に国土交通省の「かわまち大賞」を北陸地区で初めて受賞している。



source https://www.decn.co.jp/?p=143893

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