2022年6月30日木曜日

神奈川建設重機協組/工業高校で出前授業、生徒たちがクレーン操作など体験

 神奈川建設重機協同組合(内田靖夫理事長)は28日、川崎市多摩区にある神奈川県立向の岡工業高校(佐藤宏之校長)で出前授業を行った。クレーン車3台を持ち込み、オペレーターが生徒を指導。玉掛け合図の出し方やクレーンの操作などを生徒たちが実際に体験した。
 出前授業は高校生にクレーンオペレーターの仕事を知ってもらい、入職につなげるのが目的。同協組が6年前から取り組んでいる活動で「組合員の中には出前授業がきっかけでクレーンオペレーターになった社員もおり、若い人材の確保に大きな効果が出ている」(戸田和吾事務局長)という。
 今回は指導役のオペレーターの中に7人の同校卒業生が参加した。授業を受けたのは建設科建築コースと建設科都市工学コースを専攻する2年生54人。生徒たちは注意事項などの説明を受けた後、操縦席に座り、荷物のつり上げや旋回などに挑戦した。
 同校のホールで行われた座学授業では出前授業の実施について、向の岡工業高校の生徒らが同協組に謝意を表し、内田理事長に感謝状を贈った。
 内田理事長は「クレーンは高層ビルや土木構造物などを造るときに必要不可欠な重機。クレーンを操る仕事に憧れて、入職してくれる人を待っている。希望を持って頑張ってほしい」と期待を述べた。
 同校卒業生7人のオペレーターへの質疑応答では「1日何時間働くのか」といった質問が出て、クレーンオペレーターの仕事に興味を示す生徒もいた。



source https://www.decn.co.jp/?p=143963

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