熊谷組は28日、全額出資子会社の華熊営造(台湾台北市)が台北市内で総延べ床面積52万平方メートル超の大規模複合施設新築工事を受注したと発表した。同国投資会社大手・藍天電脳と不動産開発会社・宏匯の合弁会社「台北雙星」が進める総事業費約2665億円に及ぶ開発プロジェクトの一環。超高層事務所棟2棟と大規模商業施設が一体化したツインタワーで、華熊営造が現地企業2社と共同企業体を結成し10月に着工する。
工事名称は「台北雙子星大楼(台北ツインタワーC1・D1)新築工事」。建設地は台北市中正区で台北駅前に位置する。
低層部が一体化した超高層ツインタワーは地下4階で、地上部は主に事務所が入るC1棟が56階建て延べ20万3154平方メートル(高さ288メートル)、事務所・ホテルが入るD1棟が74階建て延べ31万9532平方メートル(高さ368メートル)。地下階に駅舎や駐車場、店舗、低層部にも商業施設や駐車場などが入る。
基本設計をSOM建築設計事務所、詳細設計を三大聯合建築師事務所、構造設計を永峻工程顧問が担当。華熊営造・中華工程・久年営造JVが施工する。受注額と全体工期は非公表。
source https://www.decn.co.jp/?p=143923
0 comments :
コメントを投稿