静岡県三島市で計画中の「三島駅南口東街区A地区第一種市街地再開発事業」が動き出す。5月31日付で静岡県知事から本組合の設立認可を受けた「三島駅南口東街区A地区市街地再開発組合」(井上裕幸理事長)が、17日開催の総会で正式に発足。ミサワホームら5社が参加組合員となり、4棟で総延べ5・5万平方メートルの複合施設を整備する。2023年に着工し、27年の完成を目指す。
再開発事業の計画地は一番町、施行地区の面積は約1・2ヘクタール。再開発による保留床取得を前提に▽ミサワホーム▽ミサワホーム静岡▽東レ建設▽野村不動産▽三菱地所レジデンス-の5社が参加組合員となる。
A地区の西側に計画するA棟(住宅・商業・公益〈健康・医療・子育て〉)は24階建て延べ2万9810平方メートル、南側のB棟(商業・オフィス・賃貸住宅)が6階建て延べ3280平方メートルの規模。東側のC棟(住宅用駐車場・市営駐車場)は7階建て延べ1万6790平方メートル、D棟(商業・住宅)が10階建て延べ4870平方メートルを想定。総延べ床面積は約5万4750平方メートルを見込む。
今後は実施設計を経て、22年度中に権利変換計画の認可取得を目指す。A地区に隣接するB地区(約0・3ヘクタール)は定期借地事業区域となり、市から土地を借り受けるミサワホームが商業施設やホテル開発などを検討している。住宅や商業施設、健康増進・医療・子育て支援などの機能を整備し、周辺住民が心身共に健康で生き生きと暮らせる街づくりを推し進める。
source https://www.decn.co.jp/?p=143711
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