東京都は30日、PFI法に基づく「有明アーバンスポーツパーク整備運営事業」の優先交渉権者に東京建物を代表者としTSP太陽、日テレアックスオンで構成するグループを選定したと発表した。企画提案方式を採用。同グループを含め2グループが参加した。
選定に当たり事業者グループが施設計画や運営内容、事業収支計画などを提案した。幅広い層がアーバンスポーツに親しむ機会を提供するとともに、地域のまちづくりに真摯(しんし)に取り組む東京建物グループの提案内容を評価した。
計画地は江東区有明1の7の2の一部で、敷地面積は3万1204平方メートル。東京建物グループの提案によると、敷地西側の「レガシーゾーン」にはスケートボードパーク、屋内ボルダリング棟、3人制バスケットボール場を整備する。東側の「多目的ゾーン」は大規模アスレチックを有料で楽しめる屋外アスレチックのほか、60メートルの室内陸上トラックを備えたランニングスタジアム、BMXなどのイベント会場となる広場・マルチプルスペースで構成する。
レガシーゾーンは都が整備し2024年4月に先行開業する。全面開業は同10月12日を予定している。
アーバンスポーツパークでは誰もが健康的に、楽しくアーバンスポーツに親しめる場や仕組み、ライフスタイルなどを提案する。国際大会や地元のイベントなど幅広い催しを誘致し、地域の活性化につなげる。
今後は都と事業内容の詳細を協議し、6月に事業契約を結ぶ。6月~25年3月に多目的施設を設計・整備。スポーツパーク全体の運営期間は同3月~35年2月の10年間となる。
source https://www.decn.co.jp/
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