都市再生機構九州支社が九州工業大学の学生の設計により沖台二丁目団地(北九州市戸畑区沖台)でリノベーションを進めていた住戸が完成した。「文教のまち」と「子育て」をテーマに若い感性を生かし、築約40年が経過した共同住宅の住戸を使い勝手がいい、開放的な空間に再生した。11、12日に一般公開し入居申し込みを受け付ける。
学生が3DKの住戸のリノベーションプランを提案するコンペを行い、最優秀賞と優秀賞に選ばれた作品を商品化した。
最優秀賞の東英和さん(大学院建築学コース修士1年)の「暮らしを整える~ワーカブルクローゼットのある暮らし~」=写真上(都市機構提供、以下同)=は住戸の中心にレイアウトを自由に変えられる書斎兼収納スペースを兼ねたサービスルームを設け2DK+S(サービスルーム)の間取りにした。
優秀賞の物部果穂さん(工学部建設社会工学科4年)の「長ベンチがつなぐ暮らし」=写真下=は2LDKのリビングとダイニング、キッチンをつなぐ、さまざまな用途に使える長さ8メートルのベンチを設置した。
いずれも4号棟で各2室、面積は61平方メートル。3月下旬に入居を開始する。
source https://www.decn.co.jp/
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