愛知県蒲郡市は建築を学ぶ全国の学生を対象に「がまごおり公共建築学生チャレンジコンペ2023」を実施する。テーマは「電車待ちだけじゃない みんなで使う まちの待合所」。名古屋鉄道蒲郡線の西浦駅前に市の公共施設としてトイレ併設の無人待合所を新築する計画。最優秀作品の受賞者は建物の設計から工事まで携わり、提案が建物になる過程を体験してもらう。完成は2024年3月を予定している。
同駅には昨年まで旧駅舎があって市民から親しまれていたが、老朽化により解体された。この跡地にW造平屋60平方メートルの待合所を建設する。参加できるのは建築を学ぶ高校生以上の学生で個人またはグループ。グループの場合、同一学校で3人までとする。
4月2日にキックオフイベントや現地見学会を行い、同日から5月31日まで応募登録を受け付ける。1次審査は6月11日に実施。公開プレゼンテーションによる最終審査は同25日に西浦公民館講堂で行う。
賞金などの総額は100万円。最優秀作品賞(1点)には30万円や賞状、地元の温泉宿泊券が贈られる。審査委員は▽古谷誠章(審査委員長、NASCA代表、早稲田大学教授)▽安井秀夫(安井秀夫アトリエ代表取締役)▽恒川和久(名古屋大学大学院教授)▽伊藤隆一(itoto architects代表)-の4氏が務める。
詳細は市のホームページ(HP、https://www.city.gamagori.lg.jp/unit/kotsu/nishiura-challenge.html)へ。
source https://www.decn.co.jp/
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