愛媛県は、気候変動による水災害の激甚化・頻発化に備え、あらゆる関係者が協働で取り組む流域治水のマニュアルを策定した。地域住民や企業に流域治水への理解を深めてもらい参画を促すのが狙いで、住民版と企業版の二つを用意した。流域治水に取り組む県内企業・団体などを登録する「愛媛県流域治水推進企業等登録制度」も創設した。登録者の名称や取り組み内容を県ホームページでPRする。登録ロゴマークの使用が可能となる。 企業版のタイトルは「えひめの流域治水~チームえひめで水災害対策~」。製造会社を舞台に若手社員と管理職らが対話を重ねながら、雨水タンクの設置や透水性舗装、森林保全活動、BCP(事業継続計画)計画策定の必要性などを学んでいく内容となっている。 地元企業やNPO、行政のメンバーで設立したプロジェクトチームがマニュアル策定に当たった。住民版のタイトルは「みきゃんと学ぼう流域治水~きみのバケツがえひめを救う~」。県のイメージアップキャラクターみきゃんを主人公に、Q&A方式で分かりやすく流域治水が学べる。
企業版の表紙(報道発表資料から) source https://www.decn.co.jp/
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