2023年6月13日火曜日

利根沼田アカデミー/比貿易産業省とMOA締結/先進技術普及へ協力

利根沼田テクノアカデミー(桑原敏彦校長)は10日、フィリピン貿易産業省(DTI)と建設技術分野で協力・連携することを盛り込んだ協定書(MOA)を締結した。同国の建設人材養成センター(CMDC)を介して、日本の先進的な技術・技能などを普及展開していく考え。同日に群馬県沼田市の同アカデミー本部で調印式が行われた。=5面に関連記事
式典には桑原校長やDTIのオフェリア・ウシガン人材育成局長らが参加した。桑原校長は「ICT土工やドローンなど、わが国が得意とする技術をフィリピンに普及させたい」と協定の狙いを説明。「両国の建設産業が発展し、人材の育成・交流が強化されるよう願っている」と期待感を示した。
ウシガン局長は「(MOAは)建設業のより良い将来に向けたシンボルになるだろう」と述べた上で、「テクノロジーは人が使ってこそ生きる。両国のつながりをとても価値が高いものと捉え、人材交流を推進したい」と意気込みを語った。DTIの関係者らは10、11の両日、アカデミーの研修活動なども視察した。

協定書を取り交わす桑原校長(前列右)とウシガン局長(同左)

source https://www.decn.co.jp/

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