2023年6月27日火曜日

福岡市/ボートレース福岡にスケートボード施設整備/24年度以降に設計着手

福岡市は、競艇場「ボートレース福岡」(中央区那の津)の敷地内でスケートボード施設の整備を計画している。前売り投票所の再編で生まれる用地などを活用し、イベントスペースを併設する形で整備する。民間活力の導入を視野に入れており、整備、運営の手法を2023年度中に固める。基本・実施設計の着手は24年度以降を想定している。
整備検討エリアは、舟券を発売する前売り投票所、前売り専用駐車場、その他遊休スペースを含めた約9000平方メートル。
スケートボードは20年東京五輪での日本人選手の活躍を機に人気が高まっているが、市の都心部には大規模なスケートボードの大会を開催できる施設がない状況だ。スケートボード施設の誘致により集客力アップにつなげたボートレース鳴門(徳島県鳴門市)の事例を参考に、市は整備の検討を本格化する。
併設するイベントスペースはボートレースの魅力を発信するイベントなどを開催する場とし、にぎわい創出やボートレースファンの新規拡大に取り組む。
近年、ボートレース業界ではレース場の遊休スペースを活用し、複合アミューズメント施設とする「ボートレースパーク化」を推進。従来の公営ギャンブル場から、地域に開かれた施設として家族連れなど多様な層の集客を目指している。現在全国24場のうち、11場がボートレース振興会の助成(上限1億円)を活用し、子ども向け遊具施設やスケートボード場の整備を進めている。


source https://www.decn.co.jp/

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