2023年6月19日月曜日

セーフィー/カメラとAI解析で交通量調査サービス/テスト販売を開始

クラウド録画サービスを展開するセーフィー(東京都品川区、佐渡島隆平社長兼最高経営責任者〈CEO〉)は、カメラとデータ解析用のAIエンジンを組み合わせた交通量調査サービスのテスト販売を開始した。カメラなどのレンタルや、適切なカメラ選定、データ解析のための映像加工、集計などを一体的に支援する。
「Safie Traffic Survey(セーフィー トラフィック サーベイ)」は、機器一式のレンタルや、LTE通信、クラウド録画などが対象となる。カメラの画角調整やAIによる解析の設定、データ解析に向けた映像の切り出し・加工などとともに、解析結果の出力や必要な形式での集計、調査報告書の納品という一連のプロセスをワンパッケージとして提供する予定だ。都市開発や観光事業、公共交通などに関連する調査業務での活用を想定する。
交通量調査は必要性が高い一方で、人による目視観測が多く、観測員の確保が困難といった課題がある。国土交通省の「ICTを活用した新道路交通調査体系検討会」では、原則として目視による人手観測は廃止し、AI解析やビデオ観測などの機械観測を推進する案も示されていた。システム構築に当たっては、映像をAI解析する交通量調査の実証実験を、奧村組と行った。その結果をソリューション提供につなげた。


source https://www.decn.co.jp/

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