2023年6月13日火曜日

日建連/けんせつ探検隊、過去最多の全国19現場で開催へ

日本建設業連合会(日建連、宮本洋一会長)は7~11月、小中学生と保護者を対象に毎年実施している親子現場見学会「けんせつ探検隊」を今年も開催する。小中学生の夏休み期間に当たる7月24日から8月25日にかけて全国19の現場で実施。9月18、30日と11月3日には特別版のDXシリーズとして、先端技術を活用した建築や鉄道の土木現場を別途公開する。=2面に日時や見学現場の概要
夏の親子現場見学会は当初、「けんせつ小町活躍現場見学会」として女性が主体的に活躍する現場を2015年から公開してきた。コロナ禍の影響で中止した20、21年を経て、3年ぶりに開いた昨年から名称を「けんせつ探検隊」に改め、男女を問わず積極的に参加者を募っている。夏休み期間とDXシリーズを合わせ、14都道県で施工している19の現場で開催するのは過去最多。岩手、和歌山、愛媛、高知、宮崎、鹿児島の6県は初開催となる。引き続き国土交通省が後援する。
1現場当たりの参加人数は20~30人(抽選制)。DXシリーズへの参加は先端技術に対する理解や関心などを考慮し、対象を小学4年生以上に絞る。
日建連は初の試みとして、10月14日午後に「成瀬ダム堤体打設工事」(秋田県東成瀬村、発注者=国土交通省東北地方整備局、施工=鹿島など)を対象に、高校生や高専生、大学生を対象にしたオンライン現場見学会も企画中。同ダムは国内で初めて堤高が100メートルを超える国内最大級の台形CSGダムで、ICTを用いて機械化・自動化した施工技術を多く採用している。
夏休み期間中の参加申し込みは14日から、DXシリーズ分は8月7日から専用サイト(https://www.nikkenren.com/entry/tankentai/2023/)で受け付ける。締め切りは現場ごと設定している。



source https://www.decn.co.jp/

0 コメント :

コメントを投稿