大成建設と横浜市立大学先端医科学研究センターコミュニケーション・デザイン・センター(YCU-CDC)、山手総合計画研究所の3者はデジタルを活用し、地域住民らとウェルビーイングな街づくりに貢献する共創活動を加速する。 3者は2022年度に住民参加型ウェルビーイング探索活動「Enabling City Walk!」を横浜市と大阪市、札幌市(2地区)の計4地区で延べ9回実施している。 地域住民や学生、自治体職員らと街を歩き、専用アプリを使ってウェルビーイング向上につながる要素「イネーブリング・ファクター」(幸福と健康の双方を高める製品やサービス、空間)を探索。幸福と健康を両立する街の魅力や課題の再発見に取り組んだ。 イネーブリング・ファクターを評価指標とする専用アプリは3者が開発した。参加者が発見した幸福と健康の良しあしに関わる要素を写真やコメントなどを添付し、各自のスマートフォンから投稿。幸福と健康の良しあしなどの情報を四つのカテゴリーに分類し地図上に表示する。 多くの人が共通して幸福を感じた風景要素や意見を直に登録し、リアルタイムに評価結果を可視化することで街の魅力や課題が発見できたという。探索活動ではアプリの有効性を確認。「新しい街づくり手法の一つとして行政支援や都市開発への貢献が期待できる」(大成建設)としている。 23年度にYCU-CDCを中心とするコンソーシアムを設立。各地で探索活動を加速し得られた成果を未来の都市づくりに活用していく考えだ。
アプリでデータ収集し分析(報道発表資料から) source https://www.decn.co.jp/
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