2018年10月1日月曜日

【街並みに溶け込むデザインや色合いに】京王電鉄、笹塚~仙川間7駅の改良デザイン案公表

明大前駅のデザイン案。
透明感のある素材を組み合わせている
京王電鉄は、東京都が施行する京王線笹塚駅~仙川駅間(延長7・2キロ)の連続立体交差事業に伴い改良する7駅のデザイン案を公表した。世田谷区が17年9月に募集した新駅舎のアイデアを取りまとめ、都と京王電鉄に提出した要望書を基に、デザイン案を作成した。11月30日まで意見などを区で受け付け、年度内にもデザインを決定する。

 対象の7駅は、事業区間内にある8駅のうち、既に高架化している八幡山駅(東京都杉並区)を除く▽代田橋▽明大前▽下高井戸▽桜上水▽上北沢▽芦花公園▽千歳烏山駅。全駅が世田谷区に所在する。

 要望書では各駅周辺の街並みや商店街、地域の文化と調和を求めていた。京王電鉄は要望を踏まえた色合いや透明感を持つデザインを検討した。

 連立事業の区間は笹塚駅側の渋谷区笹塚1から仙川駅側の世田谷区給田3まで。区間内にある地上駅と線路を高架構造に造り替え、25カ所の踏切を除去する。事業期間は22年度まで。
千歳烏山駅のデザイン案。
開放感のある粗目格子が特徴だ

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