大阪府泉佐野市がりんくうタウンで進めている実施設計・施工・リース一括方式の「(仮称)関空アイスアリーナ整備事業」の地鎮祭が4日、現地で行われた。
千代松大耕泉佐野市長をはじめ事業者のMULプロパティグループなど関係者が多数出席した。設計および工事監理は安井建築設計事務所、施工は淺沼組・日本土木建設JVが担当。12月1日の着工を予定しており、19年11月30日の竣工を目指す。工事費は約16億円。
「(仮称)関空アイスアリーナ」の建設地はりんくう往来北1の敷地約1・5ヘクタール。関西国際空港に近接するりんくうタウンに国際規格のアイススケート場を整備することで、市の観光拠点として魅力向上を図る。事業者グループのリース企業であるMULプロパティが代表企業として、20年以上にわたって施設を賃貸借する。
施設の規模はS造2階建て延べ4658平方メートル。縦60メートル×30メートルのメインリンクとカーリング用のサブリンク2面のほか、500席の観覧席や休憩コーナー、会議室、トレーニングルームなどを設ける。
この日は最初に主要関係者が記念撮影。その後の神事では安井建築設計事務所の佐野吉彦社長が鎌、MULプロパティで取締役を務める三菱UFJリースの青木克彦常務執行役員が鋤、淺沼組の浅沼誠社長が鍬をそれぞれ入れ、工事の安全を祈願した。
□大谷正彦所長(淺沼組)の話□
「今回の整備事業に携わり、光栄に感じると共に責任の重さを噛みしめている。皆さんの協力の下、無事故・無災害での完成に努める」。
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