政府は、拡充棟の整備が進む「味の素ナショナルトレーニングセンター(NTC)」(東京都北区)周辺のバリアフリー化に乗りだす。
東京五輪・パラリンピック推進本部事務局を中心に、関係省庁や自治体などで構成する連絡会議の初会合を22日に開催。課長級の担当者らで組織するワーキンググループを設置し、年末までに施設周辺の移動ルートのバリアフリー化など、当面の整備方針をまとめる。
NTCでは、主にパラリンピック競技の使用を想定した拡充棟(地下1階地上6階建て延べ約3万平方メートル)が19年6月末に竣工する予定。建設費は約200億円。設計は松田平田設計・教育施設研究所JV、施工はフジタが担当している。
連絡会議に参加する日本パラリンピアンズ協会(河合純一会長)は、NTCを含む日本スポーツ振興センターの「ハイパフォーマンスセンター」(北区西が丘地区)周辺のアクセス性などに関する調査報告書を作成。国に対して詳細な実地調査とバリアフリー対策の早期実施を求めていた。
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