鉄建建設が福井市で施工する北陸新幹線延伸工事の一つ「北陸新幹線、九頭竜川橋りょう他」(鉄道建設・運輸施設整備支援機構発注)の現場見学者が27日、1000人を突破した。
地元・福井市栗森町自治会の48人が同日現場を訪れ、累計見学者数が1012人となった。当日は記念式典が開かれ、参加者に記念品が贈呈された。
北陸新幹線金沢~敦賀間の延伸は沿線地域にとって関心が高いプロジェクト。全国初の新幹線と道路の併用橋として下部工が一体となった構造を採用した特徴的な工事でもあり、建設業関係者からも見学希望が殺到していた。同社は16年に見学者の受け入れを開始して以来、見学会を23回開催してきた。
24回目となる見学会に参加した田中要自治会長は「普段何げなく見上げている建設中の高架橋が、すばらしい技術や日々の努力の積み重ねでできるのだと分かった」と話した。
同工事は鉄建建設・安部日鋼工業・清水組JVが施工を担当。20年3月の完成を目指している。
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