2018年10月12日金曜日

【地道な活動に高い評価】デミー&マツ、土木学会の広報大賞優秀賞に

土木学会(小林潔司会長)が創設した「土木広報大賞2018」の優秀賞に、土木技術者2人が取り組む「ワクワク土木土木(ドキドキ) デミーとマツの驚き土木体験イベント」が選ばれた。

 九州を拠点に活動する「噂の土木応援チーム デミーとマツ」が、土木の役割や大切さを市民に知ってもらおうと、土木工事の現場などで体験型イベントを開催している。

 同チームは16年4月、長崎大学大学院工学研究科の出水享さん(愛称・デミー)と、共同技術コンサルタント福岡支店長の松永昭吾さん(同・マツ)が結成した。ゼネコンを含む民間企業や関係団体と連携し、これまで10回を超えるイベントを開いている。

 イベントでは、実際の土木現場で行われるコンクリートの吹き付けやICT(情報通信技術)建機の試乗体験などの機会を提供。採石場でダイナマイトを爆破するユニークな催しもあり、土木の役割や大切さを広く市民に伝えている。

 イベント以外には、現場で働く男性や女性の姿を伝えるボランティア活動にも注力。「土木ファン」の裾野を広げる活動を展開している。

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