ゼビオホールディングス傘下のクロススポーツマーケティング(XSM、東京都千代田区、中村考昭代表取締役)が、青森県八戸市の八戸駅西地区に計画している多目的アリーナの施設概要を発表した。
通年型のアイスアリーナを核としながら、移動式フロアの設置でさまざまなイベントに対応する。名称は「FLAT HACHINOHE(フラット八戸」に決めた。12月ごろに着工し、20年春の開業を目指す。プロジェクトマネジメントは山下PMC、設計・施工は戸田建設が担当している。
建設地は尻内町三条目7の7の敷地約1万5000平方メートル。規模はS・RC造2階建て延べ約7200平方メートル。多目的アリーナのアイスリンクの上に移動式の床を設け、バスケットボールやコンサート、地域や学校の行事などが開催できるようにする。アイスホッケー利用時は約3500人、バスケットボールは約5000人を収容する。
同事業は民間と行政の連携による新たなモデルとして進めており、誰にでも開かれた用途を限定しない使いやすいフラットな場を目指している。照明設備はパナソニック、映像音響設備は電音エンジニアリングが手掛ける。
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