東京オリンピック・パラリンピック競技大会組織委員会は24日、「IBC/MPC整備工事」の施工者を262億1200万円で大和ハウス工業に決め、契約したと発表した。
東京都江東区にある東京ビッグサイトの一部を改良し、2020年東京五輪に対応した国際放送センター(IBC)とメインプレスセンター(MPC)を仮設する。
工事場所は有明3の21の1ほか。東京ビッグサイト東展示のA、B両棟、東新展示棟をIBC、会議棟と西展示棟をMPCとして活用する。IBCは世界各国に映像と音声を配信し、MPCはメディア関係者の拠点となる。設計は佐藤総合計画が担当している。
都が公表しているIBC・MPCの実施段階環境影響評価(環境アセス)書案によると着工後、20年6月までの整備完了を目指す。五輪閉幕後、使用した仮設施設をすべて撤去し、五輪前の状態に戻す。同工事の契約期間は20年11月30日まで。
4月に一般競争入札で発注し6月22日に開札していたが、契約手続きに時間を要していた。
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