関東地方整備局利根川上流河川事務所が工事現場で撮影し、SNS(インターネット交流サイト)に投稿した写真が話題になっている。これまでに77万人超が閲覧。9日に開かれた同局と関東建設青年会議(増子秀典会長)との意見交換会で、同事務所の三橋さゆり所長が紹介した。
投稿したのは、麦わら状の日よけをヘルメットに装着させた女性技術者の写真。暑さが増してきた6月28日に発信しており、「担当技術者さんが使ってた、ヘルメットが麦わら帽子に変わる優れもの!」というコメントを寄せて投稿したところ、6200件以上の「いいね!」が集まった。リツイートも5000件を超えた。
今回の投稿は、小川工業(埼玉県行田市)の女性社員の工夫を三橋所長が見かけて面白いと感じ、発信しようと考えたことがきっかけだった。三橋所長はSNSでの発信に当たって、建設会社の話を盛り込んだり、実際の担当者の名前が入った写真を投稿したりすることを心掛けているという。
77万を超える閲覧となったことで、建設業に興味がない人にまで拡散している可能性が高いと分析。「押しつけがましい広報は見ている人にとっては面白くない。(建設業などに)関心がない人に見せることが、伝わることになると思う」と話している。
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