2018年10月31日水曜日

【スポーツ施設や飲食店の導入視野に】長居公園活性化、民間企業ら8者が事業アイデア提案

大阪市は、府内最大の運動公園「長居公園」(東住吉区)の活性化を目的とした市場調査の実施結果を公表した。不動産開発や建築、スポーツ、サービス関係、指定管理受託者など8団体が対話に参加し、スポーツ施設やレストラン・カフェなどの整備を提案した。

 長居公園は長居陸上競技場(ヤンマースタジアム長居)を核としたスポーツ施設や、広場・緑地等の一般園地、植物園・自然史博物館で構成し、市民のスポーツ・レクリエーション、憩いの場として親しまれている。開設面積は65・7ヘクタール。長居球技場など一部施設を除く全エリアを対象に、魅力向上提案を募った。

 参加した8団体からは、新規施設としてスポーツ施設やレストラン・カフェ、屋内型遊戯施設、アスレチック施設、体験農園、温浴施設、コンビニなどの提案があった。スポーツ施設の増設や機能の拡充、移設、大池の活用など既存施設の提案も受け付けた。管理運営に関しては、8団体とも指定管理者制度と設置管理許可制度との組み合わせを提案した。事業期間は20~30年としている。

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