建設産業の高齢化速度増加傾向が目立っている。統計庁の調査結果によると、5月時点の全体就業者の中で55~79歳の「高齢就業者」比重は27.4%で、13年5月より4.9ポイント高まった。建設業就業者のうち高齢者比重は13年5月の22.7%が今年5月に9.0ポイント上昇の31.7%を記録した。
高齢就業者比重が高まる理由は、社会全般の高齢化、人材の供給と需要が合わない「ミスマッチ」などが影響していると分析される。
高麗大学経済学部キム・ドンウォン客員教授は、「人口構造の変化によって高齢世代に入ったベビーブーマーが産業現場に多数存在していることが製造業の高齢化に影響を与えており、青年層が好む職業が特定分野に偏重しているため、若年技能工が供給されない」と診断した。
製造業の競争力が低下し、情報通信技術(ICT)を除く他の分野が崩壊する中、キム教授は、「将来に現場の中枢的な役割を担うべき若い人材の供給が減れば、ますます問題が深刻化するだろう」と憂慮する。
(CNEWS、9月27日)
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